佐々木直美さん/昼間部1年
小さい頃から帽子という存在が好きで、つば広の帽子を被ると鏡に映る自分がまるでお嬢様になった気分になったり・・・当時の私にとって帽子は一種の魔法を持つアイテムだったと思います。入学して3ヶ月、今まで帽子というものがどのように作られているのか皆目見当がつかず、自分で作れるイメージがわかなかったのですが、授業が進みひとつひとつそのナゾが解けていっています。ひとつの帽子を作り上げる工程の楽しさや奥深さを学べば学ぶほどに強く感じます。
修業後なにが出来るのか、まだはっきりとは想像できていないのですが、将来的には帽子は敷居が高い、似合わないと思い込んでいる人に似合う帽子を提案・製作すること、私が小さい頃に感じたような帽子というアイテムを1つ加えることで生まれるワクワク感や高揚感を皆さんにも感じてもらえたら素敵だなと考えています。その為の技術や知識を得て、センスを磨いていくことが今現在の目標です。
2018年1月掲載
塩田七瀬さん/昼間部1年
小さい頃に「ハウルの動く城」を映画館で観ました。私もこんな帽子屋さんで帽子を作りたいと思ったのが帽子づくりを志したきっかけです。入学してまだ3ヶ月ですが、基礎をしっかり学ばせていただいています。少しずつですが飾りのバランス、細かいところを見る視点が増えていっている気がします。
サロン・ド・シャポー学院は先生と生徒もみんな仲良くて毎回楽しい授業です。先生は丁寧に教えて下さり、学びやすい環境が整っているので、帽子に興味がある方は、ぜひ一緒に作りましょう!
学院には、古着屋で働きながら通っています。職場でもバイヤーさんが海外買い付けしてくるビンテージの服、靴、帽子、アクセサリーなどから既製品にはないデザインを毎日見ながら常にインスピレーションをもらっています。いつか「どこか新鮮だな」と思えるようなデザインを発信できるオーダーメイドの帽子屋さんをやりたいです。
2018年1月掲載
蓮井亮子さん/昼間部2年
帽子が特に好きというわけではなかったのですが、学生時代から何となく気になる存在で、洋裁を始めた頃から帽子作りもいつかやってみたいという夢を抱いていました。今はとにかく自由自在に帽子が作れるように基礎とともに応用力を身につけ、将来は立体的なオブジェ作品を作ったり、帽子のオリジナルブランドを立ち上げたりしたいです。そして最終的には、自分が学んだこと、積み上げてきた知識や技術を教えることができたらと思っています。
この学校では、ベテランの先生が生徒1人1人に合った細やかな指導をしてくださり、基礎がしっかりと身につきます。一つずつ確実に学んでいけば、1年後には基本的な帽子が作れるようになります。まったくの初心者でも大丈夫ですよ。
2013年1月掲載
馬淵梓さん/夜間部2年
基礎実習を通じ、自分がこれまでいかに自己流で裁縫をしていたか良くわかりました。授業では、先生方とのたわいもない会話の中にも勉強になる言葉が溢れていて、1年経った今、作業を丁寧かつ正確に進める技術は身についたと思います。
2年生では型入れやパターンの引き方といった技術習得だけでなく、被る人の骨格や顔立ちにあった帽子が作れるように知識と経験をたくさん積んでいきたいです。
昔住んでいたことのあるインドでは、女性に帽子を被る習慣があまりなく、実用重視で伝統衣装のサリーに野球帽など無頓着な人がほとんどでした。いつか伝統衣装を着る人にも被ってもらえるような、インドの服や風景に馴染む帽子を作りたいと思っています。
2013年1月掲載
遠藤光美さん/夜間部2年
以前から布花アクセサリー作りの仕事をしており、布花を飾った帽子を作るのが長年の夢でした。子供が中学校に上がって少し手が離れ、ようやく自分の時間を持つことができ学校にも通えるようになりました。
これまで何度か、映画で見た帽子を自分でも作ってみたいと手芸本を参考にしていたこともありましたが、奥深いアイテムである帽子には、知らなかった技術が詰まっていて発見の連続です。段階を踏んだ指導のもと、将来仕事にしたいと思っている方だけでなく、趣味で作ってみたいと思う人も、楽しみながら確かな技術を身につけられるところだと思います。
2012年1月掲載
黒田勇也さん/昼間部2年
インターネットで帽子製作を学べるところを検索していて、たまたま見つけたのがサロン・ド・シャポーでした。ここでは裁縫の基礎から身につけることができます。取れてしまったスーツのボタンを縫い付けられないほど不器用で、ゼロからスタートした私でも、今では自分の手で帽子を完成させることができるようになりました。先生の丁寧な指導のお陰で、確実に技術が身についていると毎回実感しています。
そして何より、同じ志を持った仲間に出会え、一緒に楽しく学べるのもこの学校の魅力です。以前はエンジニアとして会社勤めをしていましたが、帽子が大好きで、もの作りを仕事にしたいという思いから、27歳のとき一念発起して退職しました。アトリエ兼ショップ経営の夢に向けて、帽子作りの基礎をさらにしっかり吸収していきます。
2012年1月掲載
外村ゆうさん/昼間部1年
東京に出てきたとき、これをきっかけに何か習い事を始めようと思い、ある帽子ブランドの教室に通い始めました。もともと好きだったこともあって始めましたが、帽子と接しているうちにこの世界の楽しさを知り、より深く専門的に学びたいと思うようになりました。そして、時間をかけて本格的に学べるところを探し、この学校を選びました。
サロン・ド・シャポーは、帽子好きがたくさん集まる場所です。年齢は様々ですが、クラスの仲間とは共通の思いがあるので自然と仲良くなり、充実した学校生活を送っています。
今はまだ将来の目標は具体的になっていませんが、私が楽しんで作った帽子を、誰かが気に入って被ってもらえたら嬉しいです。そのために技術だけでなく、知識も習得したいと思っています。
2012年1月掲載